やあみんな、元気に研究してるかい?
ええ?なに、いろいろうまく行ってないって?
じゃあねぇ、いくつか助けになりそうなものを紹介するよ。きっと、役に立つよ。
The Elements of Style
"Strunk & White"とも呼ばれる本で、文章の書き方の大事な点が比較的コンパクトにまとめられています。英語でどんどん書けるようになりたい、という人は、これをしっかり読んでおくとよいかもしれません。
どこかで聞いたことがあるなぁ、というルールたちも、わんさかこの本に書いてあります。学生にも読むのをオススメしたいですね。
自分なりに培ったノウハウをまとめたよ!
本と違ってすぐ読めて、参考にしやすいよ!
勝手に知り合いに共有しちゃってよいけど、無断で転載はやめてね(^^)
シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、書く技術(吉岡友治著、草思社出版)
僕が後輩に必ずおすすめしているのがこの本。論文を書くのって、ツラい作業。
頭の中にある、伝えたいことを精確に伝えるってこと、難しい。
難しい理由の一つとして、そもそも文章の書き方のお作法がよーわかってないことが多い(というか、指導者は教えてくれないことが多い。ひどいよね)。
学術論文の書き方にはいろいろ不文律なルールがあって、それのベーシックを学ぶにはかなりの名著。
The seven habits of highly effective people
Stephen R. Covey による名著。僕がハイハイを卒業したくらいにはもう書かれていたけど、いまだに読まれ続ける、人類の宝。言ってしまえば、現代の悩める人を救済する、聖書といってしまっても過言ではない。人としての在り方を教えてくれる。「反応しない練習」とセットで何度も読んで、人生の教訓としたい。前提としては、世の中成功への近道なんてなくて、日々目標と戦略を持って愚直に生きましょうね、といった感じ。英語はかなり読むのが難しいしボリュームあるので、まずは世に出回っているまとめてみた的なのを読むとよいかもです。
自分のバイブル。
研究とは関係ないけど。いや、なくはないんだけど。
アカデミアは熾烈な競争、論文へのプレッシャー、将来の見えない不安定さ、たいへん。
「おっかさん、おで、疲れただ・・田舎さ帰りてぇ・・・」
自分に負けそうかい?ならこの本を読んで、実行したらいいじゃない。
俺は辛い時はいつもこの本の教えに戻って、生き延びているんだ(マジです)
優秀な研究者の予算申請の書き方をまなぶ、まねる。
研究にはお金が必要です。Research Ideas and Outcomes (RIO:リンク先へ飛ぶ) では、研究プロポーザルが投稿されていたりします。例えば、このNico Eisenhauerさん(ココ)。毎年数本はNature姉妹紙に論文を出す、超一流の研究者です。彼がどんな論文を書くかも勉強になるけど、彼の「申請書」の書きかたをまねるってのもひつようじゃないか?