命は短し悩めよポスドク

30歳ってさ、20代からみたらいい大人よな。

実際、最近のブームとかもどんどん知らなくなってきてるもんなぁ。

おっさん街道まっしぐらなんかね。

時が経つのは早いね。

 

 

ポスドク、という僕がやっている職業は、ただのフリーターです。

しかもただのフリーターではない。数年先には雇用関係がないのだ。

一寸先は、闇だ。足元に崖があろうが、虎が待ち構えていようがわからない。

それでも、限られた時間で成果(論文)を出すことに急き立てられ、

立ち止まっているのはよろしくない。すすむ。

 

 

これでもがむしゃらに進んできて、まぁ過去を振り返ったら

自分はだいぶ研究者としての実力がついてきているようにも思う。

ただ、いつまでもこのままではいけないのだ。

 

 

自分の人生は「論文を出すこと」ばかりに縛られていやしないか?

論文を出すには膨大な労力が必要で、大体1年とかかかる。

 

そう何十本もぱぱっと出せないし、それに人生のほとんどの時間を

費やすことが自分にとって本当に嬉しいことなのだろうか、というのが

ちょっとわからない。

 

 

教育だったり、人材コンサルタントもやってみたいし、

データサイエンスも面白い。やりたいことはたくさんあるのだ。

限られた時間のなかで、切れるカードはどんどん減ってきているのだ。

子供が出来たら人生大きく変わるって話だ。

 

 

何かを成し遂げる、ってなると、

今までの歩み方を続けるわけにはいかない気がする。

どこかで徐々に蓄えて、どっかで爆発させないといけない。

ううむ。命は短し。