自分の熱意を見失いかけている時には

ええ、見失いかけてますよ。自分の情熱を。

 

修士課程や博士課程の時に、心の底から沸々と湧き出てきた、怒りのような熱い情熱を。

 

・・おーい、どこいったーーー?

 

たしかに色々スキルは得て、論文業績も増えてきた。

はたから見たら「おお、梁君がんばってるな」なんて言われることもしばし。

 

ちゃうねん。できることは増えたが、やりたいことは減ってるのよ。

 

いや、もっと正確にいうと、

 

「やってみたいと思うことは色々あるが、時間と労力を考えると昔のように猪突猛進で首を突っ込めず、慎重に限られた手札を使うしかなくなってきている」

 

 

色々論文を出しては見たものの、世に広く認知された業績などなく。

一方で、同年代の人でもスター扱いされ破竹の勢い、なんて頭角を現してくる人もちらほら。

 

そうすると、こまごました研究にばっかり時間を割いていると、

どんどん取り残される。じっくりインパクトのある研究をしないと、と思う。

 

すると、余計に最初の一歩をしくじらないように、と。手が止まる。

 

興味本位でやってみよう、が出来なくなる。

 

自信が削られ、余計に焦る→以下ループ。

 

 

 

じゃあ、どうすればいいのか。

と考えたときに、まぁこれまでにあれやこれや手を変え品を変え、

色々試行錯誤してきたわけですが。

 

一つ、いまいちおろそかにしていたものを思いつく。

 

宇宙とつながり大いなる神との・・

 

ではなく

 

先人・偉人らの格言・経験談をとにかく読み漁る

 

です。

 

ボスや上司・同僚友人と愚痴ったり経験を話し合ったりもある程度は効果あると思うんだけど、なんか不完全燃焼というかね。うん、今の職場で不完全燃焼してるんだから、そりゃまぁその周りに相談してもイマイチだわな。

 

むしろ、日本人の先人研究者だったり、偉業を成し遂げた人の格言・伝記とか読んだ方が全然良い気がします。

 

やっぱね、格言てきなものは人を支えますよ。

本当に色々な発見がある。自分のことも再発見したり思い返してみることが多々。

 

研究者に限らずね、独創的な活動をしている人は見失いがちだと思います。

そうでない人もね。自分、毎日なにやってんだろなーとか 競争つかれたなーとか。

見失ってくる時期は誰でもあると思うから、そこをどう乗り切るか、ってのは大事ですわな。

先人・偉人の格言・経験に関する本を読む。これは頭の引き出しに入れておきたい。