科学者としての一番の喜び

サンドウィッチマン、好きですか?僕は大好きです。

ドイツに来ても未だにYoutubeでコント見ちゃうもんね。

 

僕が長いこと研究をしていて興奮してきたな、と思う瞬間。

 

僕の研究スタイルは、比較的ぐるぐる同じことを違う観点から眺めて、

ああでもないこうでもない、と苦しみぬいて、なんとなく自分で納得できる見方ができるまで試行錯誤するタイプです。

 

ぱっと思いついて、ささっと実験とかして、ぱっと論文かけちゃう人とは違う。

 

基本的に契約期間に成果を出さなきゃいけないポスドクとしては、

自分の戦略は理想的ではないんだろう。もっとうまく立ち回れたら、とも思う。

 

とはいえ、同じことをずーーーっと何ヶ月も、何年も考えて、

ある日突然「あれ?こういうことじゃね?」と気づいたとき。

脳内で散らばっていた色々なことが一つの線でつながったとき。

 

その瞬間はいつ来るかわからないし、来ても一瞬だし、

数日後に考えると全然的はずれだったりするんだけど。

 

その瞬間は最高に興奮する!!

なんだ、そういうことだったのか!!って。

 

これは脳内麻薬に近いと思う。興奮して数日はちゃんと寝れない。

 

このせいで(このおかげで?)研究者をやめるのが難しい。

 

 

 

でも、こういった興奮を人生大事にしたいよね。