レジスタンス・レジリエンスという言葉、聞いたことあるかね。いろんな分野で使われているんだ。定義は分野によるんだけど、大雑把には、こんなん。
レジスタンスは、なにかあったときに動じない能力。
レジリエンスは、なにかあったときにすばやく回復する能力。
このなにかあった、ってのは、日常なら嫌なこと(上司に叱られたり、残業が多かったり)とか、土木・社会工学なら災害とかになるよ。会社なら大きなプロジェクトに失敗した、とかね。
レジリエンスが大事だよ、ってのは比較的新しい考え方です。その前には、レジスタンスが大事だよ、って言われてた。どっちも大事で、だいぶ世の中こういった考え方が浸透してきてる。
大前提として、喉元過ぎれば熱さを忘れるってやつがあった。どんなことがあっても、時間が経てばもとの状態に戻る、って信じてたわけ。でも、今の世の中、目まぐるしく変わる。どんどん変わる。元の状態?なにそれ?な時代になってきたわけ。
そこで最近、第3の考え方(第3のビールみたい)が出てきてる。アジリティだよ。
アジリティは、なにかあったときにすばやく適応する能力。
要は、柔軟に考え方とかバンバン変えてったほうがよくない?という。
考えてみれば当たり前なんだけどね。
この3つのチカラ、人それぞれ、会社それぞれ、社会基盤それぞれで何が得意か違うんだな。たぶん、トレードオフ(なにかに秀でてたらほかは弱い)。
目まぐるしく変わる世の中、この考え方が浸透してきたらいいな、とおもう。
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